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ゆうれい読書通信

幻想文学、ミステリ、SFなど

レイナルド・アレナス著 安藤哲行訳 夜明け前のセレスティーノ

夜明け前のセレスティーノ (文学の冒険シリーズ)レイナルド・アレナス著 安藤哲行訳 夜明け前のセレスティーノ 母は井戸に飛び込み、祖父は斧を振りかざし、いとこのセレスティーノは木という木に詩をきざむ。村からはのけものにされ、貧しさと憎しみが吹き…

カルヴィーノ作 和田忠彦訳 パロマー

パロマー (岩波文庫)カルヴィーノ作 和田忠彦訳 パロマー 波や女性の胸や星空や、様々なものを観察しては考察し自分と宇宙との関係を模索する中年男性パロマー氏。いわば彼の観察日記のような27の短篇がそれぞれの主題に応じて3つの番号を割り振られ系統立て…

2016年ベスト10冊(後半)

(6)アンナ・カヴァン 鷲の巣鷲の巣 満たされない日々を過ごし人生への絶望に陥りかけていた語り手のわたしは、過去に世話になっていた人物「管理者」が新聞に求人を出しているのを見かけ、そこに最後の希望をたくします。しかし、鷲の巣と呼ばれる管理者の…

2016年ベスト10冊(前半)

今更感がありますが2016年読んだ本ベスト10冊です。読んだ順。 (1)R・A・ラファティ 第四の館第四の館 (未来の文学) 『地球礁』『宇宙舟歌』に並ぶラファティの初期代表長篇だそうですが、この中だったら個人的にはこれが一番面白いと思います。「とっても…

パウル・シェーアバルト著 種村季弘訳 小遊星物語

パウル・シェーアバルト著 種村季弘訳 小遊星物語小遊星物語 (平凡社ライブラリー) 菫色の空に緑色の星と太陽が輝く、漏斗を二つはめ込んだ樽のような形をした小遊星パラス。そこには空を飛べるタコ型のようなそうでないような(吸盤付きの脚があるからタコ…

ヤン・ヴァイス著  深見 弾訳 迷宮1000

ヤン・ヴァイス著 深見 弾訳 迷宮1000迷宮1000 (創元推理文庫) 赤い絨毯の流れ落ちる階段の上、奇妙な夢から目覚めた男は記憶を失っていた。1000のフロアを持つ巨大建築の迷宮の中、わずかな手がかりから彼は自分の使命であったらしいタマーラ姫の捜…

ミハル・アイヴァス著 阿部 賢一訳 黄金時代

ミハル・アイヴァス著 阿部 賢一訳 黄金時代黄金時代 前半は西洋文明とは全く異なる不思議な文化様式を持つ架空の島についての文化人類学的紀行文、後半はその島の唯一の芸術といえる「本」の一部の内容を記憶をもとに書き記したものという構成。流れ落ちる…

きっとあなたは、あの本が好き。 / ステファン・グラビンスキ 芝田 文乃訳 動きの悪魔

きっとあなたは、あの本が好き。 都甲 幸治 , 武田 将明 , 藤井 光 , 藤野 可織 , 朝吹 真理子他きっとあなたは、あの本が好き。連想でつながる読書ガイド (立東舎) 春樹、アリス、ホームズなどキャッチーな切り口から、それぞれ担当の三人が連想から色々な…

ウィリアム・サローヤン 柴田 元幸訳  僕の名はアラム

ウィリアム・サローヤン 柴田 元幸訳 僕の名はアラム僕の名はアラム (新潮文庫) アメリカの片田舎、アラムという名の9歳の男の子の周りで起こるユーモア溢れるあれこれのお話。フィクションともノンフィクションともつかない、古いけれども古びない、不思議…

安部 公房  燃えつきた地図

安部 公房 燃えつきた地図燃えつきた地図 (新潮文庫) 失踪した男の調査を依頼された興信所の職員のぼく。男の妻である依頼人の妻からは確たる話を引き出せず、わずかな手がかりを追っていくも、見当違いの方向に引き回されるばかり。いつしかぼくはぼく自身…

稲生 平太郎  アムネジア

稲生 平太郎 アムネジアアムネジア 1つの死亡記事に興味を持ったことから謎の巨大闇金融、永久機関、かみのけ座、いつかのお茶会のチョコレート・ケーキ、殺人諸々が織りなす甘く残酷な非日常に絡め取られていく僕。読み進めるうちに自分の足元もぐらついて…

多田 智満子  鏡のテオーリア

多田 智満子 鏡のテオーリア鏡のテオーリア (ちくま学芸文庫) 鏡をめぐる哲学エッセイ。古今東西の該博な知識をもとに、あくまでも軽やかに展開される文章の心地よさ。日本の宗教と鏡の縁の深さなんて、なぜか全く意識してなかったので新鮮だった。 また、鏡…

ロード・ダンセイニ 中野 善夫訳  ウィスキー&ジョーキンズ

ロード・ダンセイニ 中野 善夫訳 ウィスキー&ジョーキンズウィスキー&ジョーキンズ: ダンセイニの幻想法螺話 密林に潜む幻の獣、摩訶不思議な魔術、秘密の宝物、魔性の女性…しがない英国のビリヤード・クラブの名物、ウィスキーがあればいくらでも信じがた…

ジッド 狭き門

ジッド 狭き門狭き門 (光文社古典新訳文庫) 幼い頃から互いに運命の人と認識しあっていたジェロームと従姉妹のアリサ。しかし、ジェロームが求婚してもアリサは拒むばかりで、二人の距離はどんどん遠ざかっていく。アリサは互いが高みに進むためには一緒にい…

ポール・オースター 幻影の書

ポール・オースター 幻影の書幻影の書 (新潮文庫) 妻子を飛行機事故で失い、絶望に陥った私を立ち直らせたのはずっと以前に映画界から姿を消した無声映画の監督兼俳優のヘクター・マンだった。彼の映画に取り憑かれ、研究本を出版した私のもとに、死んだと思…

ラヴィ・ティドハー 完璧な夏の日(上・下)

完璧な夏の日〈上〉 (創元SF文庫) 完璧な夏の日〈下〉 (創元SF文庫) ラヴィ・ティドハー 完璧な夏の日(上・下) 第二次世界大戦前、突如現れた不老の超能力者達。彼らは超人と呼ばれ各国の軍部等に徴収されていた。その一人、かつて英国の情報部にいたフォ…

2015年ベスト10冊(後半)

2015年ベスト10冊後半です。読んだ順。 前半:2015年ベスト10冊(前半) - ゆうれい読書通信 6 V・S・ラマチャンドラン「脳のなかの幽霊」脳のなかの幽霊 (角川文庫) 幻肢痛からはじまり、様々な奇妙な症例から探る脳の不思議について。ずーっと読みたい本リ…

2015年ベスト10冊(前半)

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。去年は随分記事数が少なくなってしまったので今年はもうちょっと頑張りたい所存です。 さて、2015に読んだ本の中から10冊、読んだ順での紹介です。まず前半。 1 エリザベス・ボウエン「ボ…

ブライアン・エヴンソン 遁走状態

ブライアン・エヴンソン 遁走状態遁走状態 (新潮クレスト・ブックス) 小さなつまづきから自我も体も世界もぼろぼろと崩れていく恐怖と魅惑に引きずり込まれる不条理ホラー短編集。姉妹で経験した出来事を上手く姉と共有できないまますれ違い続ける妹、前妻た…

ウィリアム・アレグザンダー 仮面の街

ウィリアム・アレグザンダー 仮面の街仮面の街 魔女グラバの家で暮らしていた少年ロウニーはある日、街で禁止されている芝居を上演するゴブリンの一座に出会う。どうも彼らはロウニーの行方不明の兄のことを知っているらしい。一座に加わり魔女グラバから逃…

ルーシー・M・ボストン 海のたまご

ルーシー・M・ボストン 海のたまご 海のたまご (岩波少年文庫 (2142)) 夏休み、コーンウォールの海辺にやってきたトビーとジョーの兄弟は、浜の漁師から不思議な石の卵を手に入れる。その卵を秘密のプールに入れておいた二人は、やがて子供のトリトンと出会…

ミヒャエル・エンデ 自由の牢獄 (とマグリット展)

ミヒャエル・エンデ 自由の牢獄自由の牢獄 (岩波現代文庫) この前マグリット展を見に行って、今更ながらマグリットはとてもいいなあと思ったのと同時に、エンデの短編集「自由の牢獄」を連想した。そもそも私がシュルレアリスムを勉強したいと思っている(し…

池澤 夏樹 ハワイイ紀行 / 大竹 伸朗 カスバの男―モロッコ旅日記

池澤夏樹 ハワイイ紀行ハワイイ紀行 完全版 (新潮文庫) ハワイの歴史、食べ物、言語、サーフィンなど幅広く取り扱っていて、ちょっと教科書に掲載されてそうな雰囲気ではあるけれど、ハワイは美しいだけの島ではなく戦いの歴史(と現在)を持っていることを…

中野 美代子  カスティリオーネの庭

中野美代子 カスティリオーネの庭カスティリオーネの庭 円明園の西洋庭園にある、十二支像を擁する時計じかけの噴水の裏から白骨死体が発見された。その西洋庭園を設計したのは清の乾隆帝に宮廷画家として仕えるイエズス会の宣教師カスティリオーネ。彼が西…

ホルヘ・ルイス・ボルヘス 永遠の歴史

ホルヘ・ルイス・ボルヘス 永遠の歴史永遠の歴史 (ちくま学芸文庫) 時と永遠についての評論と覚書。ボルヘスの諸短編に見られる共通主題についての論考であること、自分の興味範囲と少しテーマがかぶっていたこともあって、今まで読んだボルヘスの中では一番…

ジーン・ウルフ ピース

ジーン・ウルフ ピースピース アメリカの寂れた小さな街に住む老人の回想、という体裁で語られる幻想文学。子供の頃の近所の子供の死、美しい叔母とその求婚者たち、叔母の知人が語る石化する薬剤師の話の思い出、そしてその回想の中にいくつも挿まれる童話…

ヘレン・マクロイ 逃げる幻

ヘレン・マクロイ 逃げる幻 逃げる幻 (創元推理文庫) 休暇中にハイランド地方を訪れたダンバー大尉は、理由不明の家出を繰り返す少年について相談を受ける。しかもその少年は荒野の真ん中から突如消え失せたという。大尉は偶然家出しようとしている途中の少…

中村 融編  街角の書店 (18の奇妙な物語)

中村 融編 街角の書店 (18の奇妙な物語) 街角の書店 (18の奇妙な物語) (創元推理文庫) ミステリ、SF、怪奇をベースにブラックユーモアを効かせて読後にいわく言いがたい奇妙な味わいを残す「奇妙な味」と呼ばれる類の短篇を集めたアンソロジー。この本は比較…

イーヴリン・ウォー ピンフォールドの試練

イーヴリン・ウォー ピンフォールドの試練 ピンフォールドの試練 (白水Uブックス) 近頃物忘れなどが多くなり様子がおかしい、というので転地療養のため船に乗った小説家ピンフォールド。しかしどうも無線の配線がおかしいらしく、その船のそこかしこで聞こえ…

ジュリアン・グラック アルゴールの城にて / エリック・ファーユ わたしは灯台守

ジュリアン・グラック アルゴールの城にてアルゴールの城にて (岩波文庫) 広大な森と海に囲まれたブルターニュの古城で、三人の男女が展開する無言のオペラ劇。饒舌な文章は比喩を重ね、読者を予感と表象の迷宮に落としこむ。なんとまあ濃密な…くらくらする…

エリザベス・ボウエン ボウエン幻想短篇集

エリザベス・ボウエン ボウエン幻想短篇集ボウエン幻想短篇集 アイルランド出身の作家、ボウエンの短篇のうち幻想味の強いものを集めた短篇集。ゴーストストーリーが多い。それも(雑なくくりで申し訳ないけれど)いわゆる怪奇系ゴーストというより心理系ゴ…

2014年読んだ本ベスト10

今年読んだ本のなかで特に強い印象をのこしたもの10冊。読んだ順で。一人一作しばり。まだ感想かいてないのはまたおいおい…。 ブルトン『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』シュルレアリスム宣言・溶ける魚 (岩波文庫) ブリヨン『幻影の城館』幻影の城館 タブ…

ジェイムス・クリュス ロブスター岩礁の燈台

ジェイムス・クリュス ロブスター岩礁の燈台ロブスター岩礁の燈台 「風のうしろの幸せの島」を探している若い作家である僕は、帆布工房のハウケ・ジーヴァース親方が何か知っているかもしれないと聞き、親方のところへ毎日通って話を聞かせてもらうことにす…

マーヴィン・ピーク タイタス・グローン―ゴーメンガースト三部作 1   アレクサンダー・レルネット=ホレーニア 両シチリア連隊 

マーヴィン・ピーク タイタス・グローン―ゴーメンガースト三部作 1 タイタス・グローン―ゴーメンガースト三部作 1 (創元推理文庫 (534‐1)) ゴーメンガースト三部作その1。連綿と続くしきたりと石の重みに閉じ込められた異形の城、ゴーメンガースト。七十七…

トマス・フラナガン アデスタを吹く冷たい風 / アントニイ・バークリー 最上階の殺人

トマス・フラナガン アデスタを吹く冷たい風アデスタを吹く冷たい風 (ハヤカワ・ミステリ 646) 名作として名高い(らしい)ミステリ短篇集。らしいというのは私が寡聞にして今まで知らなかったからです。はい。 うち四編はアデスタという独裁が敷かれた小国…

ジョン・ディクスン・カー テニスコートの殺人

ジョン・ディクスン・カー テニスコートの殺人 テニスコートの殺人【新訳版】 (創元推理文庫) 雨上がりのテニスコートの真ん中に転がっていた若きプレイボーイの絞殺死体。周囲のぬかるんだ土の上には婚約者ブレンダの足跡しかついていなかったが、彼女は絶…

一言感想まとめ

池澤春菜 乙女の読書道乙女の読書道 翻訳SF、ファンタジーに特化したレビュー集。何というかこってりがっつりなセレクトですね。意外にジャンルかぶってるようでかぶってなかったため、未読の作品が多く勉強になった。ダイアナ・ウィン・ジョーンズとウッド…

ドン・ウィンズロウ 高く孤独な道を行け

ドン・ウィンズロウ 高く孤独な道を行け高く孤独な道を行け (創元推理文庫) 中国の寺に篭っていた探偵ニール・ケアリーは、父親に誘拐された子どもを連れ戻す任務のためにアメリカに舞い戻る。順調に居場所を割り出し子どもを奪還できるかと思われたが、作戦…

ピーター・ワッツ ブラインドサイト 上・下

ピーター・ワッツ ブラインドサイト ブラインドサイト〈上〉 (創元SF文庫) ブラインドサイト〈下〉 (創元SF文庫) ある日突然地球全体を包囲した何千個もの「ホタル」と呼ばれる探査機の親元を探るために派遣された調査船テーセウス。彼らはオールトの雲付近…

ディケンズ ディケンズ短篇集

ディケンズ ディケンズ短篇集 ディケンズ短篇集 (岩波文庫 赤 228-7) 初ディケンズ。人間心理への関心をベースに、素朴な怪奇風味、ミステリ要素、コミカルさを混ぜ込んだ短篇集。長い作品が苦手な自分としては長編には手を出しづらいのでまず短編から…。デ…

一言感想まとめ

ロバート・ファン・ヒューリック 東方の黄金東方の黄金 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1804) ディー判事もの、時系列でいうと最初の事件。キャラの魅力はいうほど…だけどストーリー展開はこなれてるし、怪奇やら宗教やら陰謀やら盛りだくさんの割にさっくり…

マイケル・オンダーチェ 名もなき人たちのテーブル

マイケル・オンダーチェ 名もなき人たちのテーブル名もなき人たちのテーブル 11才の少年マイナは、客船オロンセイ号に乗り込みスリランカから英国へ向かう船旅に出る。オロンセイ号での彼の食卓は、キャッツテーブルと呼ばれる船長から一番遠い席であり、い…

アストリッド・リンドグレーン わたしたちの島で / ポール・ボウルズ モロッコ幻想物語

アストリッド・リンドグレーン わたしたちの島でわたしたちの島で (岩波少年文庫) 避暑地としてウミガラス島の古びた別荘を借りたメルケルソン一家と島の人々の過ごす日々を描いた児童文学。もともとテレビドラマの脚本として書かれたものだそうで、長編と連…

ヘンリー・ジェイムズ  ねじの回転 -心霊小説傑作選-

ヘンリー・ジェイムズ ねじの回転 -心霊小説傑作選- ねじの回転 -心霊小説傑作選- (創元SF文庫) 決して雇い主を煩わせない、という条件のもと田舎の館で兄妹の家庭教師の職を得た若い女性。子どもたちは天使のように愛らしかったが、館に出現する忌まわしい…

ジョン・スコルジー レッドスーツ

ジョン・スコルジー レッドスーツレッドスーツ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 新米のダール少尉は旗艦イントレピッド号に配属されるが、そこでは数人の上級士官を除いたクルーの死亡率が異常に高く、他の乗組員も新米達に何かを隠しているようだった。ダール…

ジョーン・G・ロビンソン 思い出のマーニー

ジョーン・G・ロビンソン 思い出のマーニー新訳 思い出のマーニー (角川文庫) 学校にうまくなじめないアンナは、養母のはからいで田舎の海辺で早めの夏休みを過ごすことになり、そこで湿地の大きな館に住む少女マーニーと出会う。少女の一夏の不思議な友情と…

一言感想まとめ

キャサリン・マンスフィールド マンスフィールド短篇集マンスフィールド短編集 (新潮文庫) みずみずしい文章と感性にゆらゆら揺れる。その揺らぎは時に幸せのさなかから死や絶望、容赦の無い現実へとも大きく振れ、ざくりと心をえぐっていく。逆もないわけで…

ジョン・ファウルズ 魔術師 上・下

ジョン・ファウルズ 魔術師 上・下 魔術師〈上〉 (河出文庫) 魔術師〈下〉 (河出文庫) 恋人アリスンから離れるためにギリシャの島で英語教師として就職したイギリス人青年ニコラス。謎の老人コンヒスやまるで過去から抜け出してきたような美女との出会いから…

ピエール・シニアック ウサギ料理は殺しの味 / リンジー・フェイ ゴッサムの神々 上・下

ピエール・シニアック ウサギ料理は殺しの味ウサギ料理は殺しの味 (創元推理文庫) 車の故障でしばらく田舎町に滞在することになった私立探偵事務所の職員シャンフィエ。そこではレストランのメニューにウサギ料理が載ると若い女が殺される、という奇怪な事件…

テリー・ホワイト 真夜中の相棒

テリー・ホワイト 真夜中の相棒真夜中の相棒〈新装版〉 (文春文庫) ベトナム戦争での出来事をきっかけに共に生きるようになったジョニーとマック。借金を重ね否応なく殺し屋となった彼らは、とある手違いで刑事を殺してしまい、被害者の相棒の刑事に追われる…