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ゆうれい読書通信

幻想文学、ミステリ、SFなど

エリス・パーカー・バトラー 通信教育探偵ファイロ・ガッブ


内容(「BOOK」データベースより)
変装しても気づかれる、尾行をすればなぐられる。それでも僕は、ホームズみたいな名探偵なんだ。ホームズにあこがれ、「日の出探偵事務所」の探偵養成通信教育講座を受けて、立派な迷探偵になった、本業・壁紙張り職人ファイロ・ガッブ君の、ちょっとまぬけで愛すべき活躍を描いた短篇集、待望の初邦訳。


読了日:10/28

 ユーモアミステリ短篇集。とぼけた味と軽妙さからして割りと最近の作品かなと思っていたら20C前半の作家さんだったとは…作者のエリス・パーカー・バトラー、ユーモア作家として有名だそうですね、知らなんだ。筋書きはどたばたおバカ系、描写は割合淡々としてシニカル。ほのぼのとしてるようでブラック。
 ユーモアミステリ、と書いたけど八割方運で解決してます。まぁ運も実力のうちと見るとガッブ君にも探偵としての実力はある…のかもしれない。がんばれガッブ君。おとぼけ一辺倒じゃなく、意外と鋭いところや機転のきくところもあるしね。この手の話はすぐお腹いっぱいになりがちだけど、ここのバランスのよさはありがたかった。


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