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ゆうれい読書通信

幻想文学、ミステリ、SFなど

マイ・シューヴァル , ペール・ヴァールー 笑う警官

感想 海外 ミステリ


内容紹介
ベトナム反戦デモが荒れた夜、放置された一台のバスに現職刑事八人を含む死体が! 史上初の大量殺人事件に警視庁の殺人課は色めき立つ。アメリカ推理作家クラブ最優秀長編賞受賞の傑作。



読了日:11/8


 おもしろかった!警察小説の傑作として高い評価を得ている作品だけど、期待してた以上のおもしろさ。じわじわと真相に近づいていくから展開は地味っちゃ地味だし捜査も地道、目立った天才もヒーローもいない、なんだけど、この地道さリアルさがおもしろいという不思議。読んでるうちにのめりこんできて、自分も捜査に加わってるような気がしてくる。警察小説と聞いてちょっと身構えてたけど、それぞれキャラのたった警官たちの群像劇なのと、時々はさまるテンポのいい会話のおかげで読みやすいし。
 私の読むミステリって探偵小説ばっかりなので、こういう五里霧中の中から地道な捜査でホシをあげるっていうのが新鮮だった。警察小説もおもしろいんだね。チームプレー的なものがあるのがいいな。
あと非常にどうでもいいですが私はラーソン氏派です。記者会見時の受け答えを読んだ時からきめてました。〇〇と私生活では親友ってなんですかとある層を狙ってませんか。