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ゆうれい読書通信

幻想文学、ミステリ、SFなど

ジョン・ダニング 死の蔵書


内容(「BOOK」データベースより)
十セントの古本の山から、数百ドルの値打ちの本を探しだす―そんな腕利きの“古本掘出し屋”が何者かに殺された。捜査に当たった刑事のクリフは、被害者の蔵書に莫大な価値があることを知る。貧乏だったはずなのに、いったいどこから。さらに、その男が掘出し屋を廃業すると宣言していた事実も判明し…古書に関して博覧強記を誇る刑事が、稀覯本取引に絡む殺人を追う。すべての本好きに捧げるネロ・ウルフ賞受賞作。


読了日:11/29


 古書が好きな刑事というからインテリ系主人公かと思いきやハードボイルド系主人公だった。どうもハードボイルドは苦手。一人称小説は主人公があまり好きになれないとお話にのれない…ので私の中では辛めの評価になっている。古本や古本屋界隈についての薀蓄、古本屋をつくっていく過程などはおもしろい。作者の本に対する情熱がよく伝わってくる。しかし天敵のゴロツキとの対決やロマンス模様についてはなんかなぁ。ちょっと安っぽい気がするよ。まぁなんやかんや最後まで読ませる本ではあった。