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ゆうれい読書通信

幻想文学、ミステリ、SFなど

田中ロミオ 人類は衰退しました④ / 小田雅久仁 本にだって雄と雌があります

感想 国内 ユーモア ラノベ



 3巻はちょっと気が滅入りそうだったので飛ばして先に4巻。気力が復活したら3巻も読むから…回復する見通しはたってないというか気力がないのが平常だけど…
 4巻は気楽に読むのにうってつけ。「妖精さんの、ひみつのこうじょう」、「妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ」どちらもコメディタッチで妖精さん成分多し。かわいいかわいい。アニメでも好きな回だったな。謎の巨大工場への潜入調査悪役付き、無人島に漂流してサバイバル生活、と大筋だけ見るとちょっと児童文学よりに戻してきた感じ。





 タイトルのとおり本にだって雄と雌がありまして、本棚に並べておくと子供の本、幻書ができてしまうのです。という法螺話かファンタジーみたいな設定をもとにしているうえ、一応ミステリ・SF要素も有り、ではあるもののメインは家族史。マジックリアリズムと言われると叙事詩のような壮大な家族史を思い浮かべるけど、これは「うちのじいちゃんは昔~」的な親密さあふれる家族史ですね。ただし法螺話がエスカレートしてファンタジーになっちゃった、ぐらいのぶっ飛びはありますが。関西人でもはじめ戸惑うくらいこてこての関西弁と、ボケツッコミが盛りだくさんのこれまたこってりした語りににやにやしつつ楽しく読んだ。