ゆうれい読書通信

幻想文学、ミステリ、SFなど

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

一言感想まとめ

ジョージ・オーウェル 一九八四年 一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) いつか読もうと思いつつずるずると先延ばしにしてたのをようやっと読んだ。希望のないストーリーながらシンプルな構成と筆致は思いの外読みやすい。特に第三部~ラストはそれまで淡々…

オトフリート=プロイスラー クラバート / ジャン・コクトー 恐るべき子供たち

クラバート 古い伝説をもとにしているだけあって、力強い物語と死の暗い影、そして神秘性に魅了される。今読んでも十分以上に面白かったけれど、いい意味で、子供の頃に読んでいればと思った本だった。ちょっとトラウマになるかもしれんが強烈な印象を残した…