ゆうれい読書通信

幻想文学、ミステリ、SFなど

 あけましておめでとうございます。
 去年はノンフィクション読む!地に足つける!と言っていたのとは裏腹に、ファンタジーの年になった気がします。読んだ数が他ジャンルより特に多かった、というわけではないのですが。クロウリー「リトル、ビッグ」、マクドナルド「ファンタステス」、天沢退二郎「光車よ、まわれ!」、安房直子の童話たち、どれも向こう側に連れて行かれる感覚が強くて魅入られました。ファンタジーが連れ去るのは子供だけじゃない、油断してたら大人だって…とささやかれているような。連れて行かれたいですねぇ。しかし地に足つけたい宣言とはなんだったのか…。
 今年も目標はあまり変わらないですが、学術系の本をある程度系統だてて読む、というのを追加で。今のところシュルレアリスムとロマン派が気になります。ただ、年明けからは繁忙期にはいっていくのであまり読めない&書けないだろうな。かなしい。